施工事例
CASE
キッチンをL型からI型へ変えたい
●施工前
●施工後
キッチンはL型とI型のどちらが使いやすいかは、本当に人それぞれだと思います。また、どちらにしても部屋の間取りとの関係で使い勝手は変わりますので、全体の動線を考えた上でどちらを選択するか考える必要があります。
キッチンの動線を考える時、ポイントになるのは
- キッチン本体
- 冷蔵庫
- 家電(電子レンジ・トースター・炊飯器など)
- ごみ箱
- 食器棚
だと思います。そのため、事前のお打合せはすごく大事で、それらをどこに配置するかを充分に考えておくことが必要です。その上で、I型とL型のどちらにするかを決めます。
こちらのお客様は、ずっとI型に変えたいという思いを持たれていて、ただ変えた後の間取りをどう使うかという点でお悩みでした。他社との相見積もりになっていたのですが、上記の5つのポイントを踏まえたお話しをさせて頂き、『ここまで色々考えてくれるなら』ということで決めて頂きました。
残念ながら、画像は上記の施工前・後しかありませんので、あとは図面で補足したいと思います。図面で見るとこんな感じ↓↓↓
●施工前
●施工後
冷蔵庫の位置は変わっていません。
家電はキッチンのL型の角に置いていたのをガスコンロの向かいに変えました。
ごみ箱は家電の下に格納しています。
食器棚はこちらのお宅ではこのスペース内にはないので、ここは変わらずです。
単なる棚スペースだったところも、キッチンと同じシリーズの引出収納を壁の中に組み込むかたちにして、統一感を出しつつ吊戸棚に入れていたものを引出に入れられるようにしました。
吊戸棚の設置はよく考えてからにした方がいいと思います。踏み台に乗らないと取れないものは、やがて取らなくなります。
今まで吊戸棚に入れてあったものを他で収納したり、または思い切って捨てられるなら、吊戸棚なしにできるはず????
これは16年リフォームの仕事をしてきて、皆さんの様子を見てきた中での私の結論です。