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外壁塗装・自然素材リフォーム

施工事例

CASE

外装

外壁 石模様を塗りつぶし1色にしたい

2016.7.20

窯業系サイディング 築10年

石の積層柄 2色使い

シール目地打ち替え(サイディング継ぎ目)

外壁・屋根塗装・シール打ち替えで120万円 延床40坪

 

●施工前

 

●施工後

 

石の積層柄にデザインされた窯業系サイディング材は、2色使いになっていました。今回はこれを塗りつぶして1色にしたいというご要望です。

 

 

 

もし、今までのデザインをそのまま生かしたい場合には、クリア塗装にすれば塗料は透明なので柄はそのまま残ります。それが可能なのは、目安として築10年くらいまでだと思います。それ以上経った場合や色あせがひどい場合は、塗料が透明だと色むらとなってそのまま仕上ってしまうのであまりお勧めはしていません。

 

今回はお客様のご希望により、クリアではなく1色で塗ることになりました。こんな感じで↓↓↓

 

 

 

これによってイメージがだいぶ変わりますので、事前にしっかり打ち合わせておきたいポイントです。全景はタイミングが合わず撮れていません。いずれアップしたいと思います。

 

 

 

サイディング目地のシール打ち替え

 

サイディング目地のシール打ち替えはこんな感じです↓↓↓

 

まずは、既存のシールを剥がします。

 

次に、マスキングして新しいシールを打ち

 

マスキングテープを剥がして完成!

 

 

 

 

この手順でサイディングの継ぎ目にあるシール目地を打ち替えたのですが、ポイントはシール材を打ち替えたあと、そのシール材の上に塗料を塗っている点です。それがこれ↓↓↓

 

 

 

シール材は非常に柔らかく、硬化しても指の先で触るとぶよぶよしていて、ゴムみたいな感じです。その上に塗料を塗るということは、ゴムの上に塗料を塗るようなものなので割れやすくなるのです。

 

では、なぜそうするのか?

 

シール材は通常、10年程度で劣化します。日当りがいい場所なら5~6年ぐらいでヒビ割れが起こったりもします。なので、塗料を塗ってシール材を保護しようというわけです。塗料はシリコン塗料を使用していますので、耐久年数は12~15年程度。

 

ただし、前述のとおりゴムの上に塗るようなものなので、塗料は割れる可能性があります。この対策としては、シール材と塗料の色を近い色にしておくという方法があります。これならば仮に塗料が剥がれても、シール材も似た色なので目立たないのです。

 

この現場では、シール材を打ち替えてから塗装をしましたが、すべての現場をこの方法で施工できるわけではありません。中には、塗装した後、シールを打つという方法もあります。どちらがいいかは、塗る前に業者とよく打合せておくといいでしょう。

 

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